裁判傍聴
2013-06-6先日裁判所に用があったついでに凶悪そうな裁判を傍聴してきました。この裁判傍聴ですが下手な映画よりは数倍ドラマチックで、冷暖房完備、しかもタダです。
とある殺人事件でしたがあっけにとられました(一部設定をアレンジしています)。
2人組(ヤクザではない)の男がいて、何かで揉めて被害者を痛めつけているうちに死んだという事件のようです。
検事「A(被害者)が死んだのをB(兄貴分)にどう報告しましかた?」
弟分「兄貴、Aを木刀でちょこっと叩いたらどうも死んだごとある」と言いました。
検事「それを聞いてBは何と言いましたか?」
弟分「そうかー、打ち所が悪かったんやろーなー」といいました。
検事「...それから?」
弟分「ヤキトリを食いに行きました」
検事「...」
緊張感がないというかアホな会話です。普通はかなり驚くとか「自首しよう」とか「死体を始末しよう」とかだと思うんですが...
こんな人たちの相手をする検事もストレスが貯まるでしょうねー。名門大学を出て難関を潜り抜けてやっと就職したと思ったら、今までの人生で出会ったことのないタイプの人たちの想定外の行動と言動に大真面目に反論したりしなきゃならないなんて...早く弁護士になった方がいいですね。