リスボンの夜

ブラジル人の２５歳くらいの女の子と待ち合わせしましたがデモに参加で２時間遅れるということで悪い予感...（18禁解除）

気を取り直して待ち合わせの場所に向かいます。一組の陽気な男女が私に向かって手を振っていました。　？？？コブ付きかい！　ガッカリした姿を悟られないようににこやかに挨拶して飲みに行くことになりました。

さっきの反政府デモで知り合った男とのこと。

バイロ・アルト地区というローカルな飲み屋の集まっているところに行きました。日本のガイドブックにはほとんど載っていませんがすごく賑やかで盛り上がっている地区でした。

このあたりはお勧めです。ファドという民族音楽が安く聞けるひなびた酒場も多いようです（ガイドブックに載っているような有名店は高い）。

ファドは悲しい歌で、陽気なブラジル人二人は好きじゃないけど私が行きたければ案内するということでした。私は悲しい気分だったので行こうかと思ったのですが、もっと悲しくなると思いやめました。

ローカルな食事がしたいという願望にこたえて適当な店へ。

バカリャウ　ア　ブラス　干し鱈とジャガイモの卵とじ。これは一番ポピュラーな家庭料理とのことでしたが、鱈の塩味に卵とポテトが絡んでとても美味かったです。ボリューム有。

↓はチョコレートで出来たカップにサクランボの甘いリキュールを入れてキュッと飲んでチョコをバリバリと食べます。だいたい１～２ユーロ。１分以内で飲んで次の店～となります。なかなか面白いです。

最初は陽気なブラジル男をぶん殴ってやろうかと隙をうかがっていましたが、なかなかいい奴で二人とも陽気なんでついついペースに乗せられて数軒バルをハシゴしました。

名前は忘れたが二人ともオブリガ～ド

２人とも若者だし経済危機で金もないだろうからということで結局全部奢ってやりましたがヨーロッパの他の国に比べたら安いです。　首都でこの物価なら地方はもっと安いと思います。

観光名所の何百年か前のエレベーターですが金がいるので当然登らず。

当分旅行は止めますがポルトガルはまた行こうと思います！