難あり物件の購入
2013-07-5先ほどちょっと難ありの不動産を購入しました。
私たちみたいな中小業業者は何も問題ない物件ですとまず大手に取り負けます。
そこで大手が手を出さないような物件を購入してそこを改善したりして売却や賃貸に回します。
以前私の前所有者が自殺した物件を購入した事がありました。実際には前の所有者は死んでいますのでその人から奥さんに相続で一旦所有権が移ってからの購入です。
住むのなら気になりますが買って売るんであれば気になりません。
リフォームして売却に出したところすぐに購入希望の人が現れました。物件内で自殺したという説明を当然しますが、安いので構わないとのことでしたので契約して引き渡しました。
1年ほどして不動産の情報交換会に出ていたところ、どうもそれらしき物件情報が回ってきました。階数も間取りも同じなので間違いありません。
他社の営業マンが物件説明をするんですが、聞いていると
「この物件は自殺物件です。前所有者がここで自殺をしました。」
ノホホンと聞いていた私はお茶を吹き出しそうになりました。
さっそく手を上げて「いや、前所有者は私ですから。生きています。正確には私の前の前の人です。」 みんなそこで大笑いした思い出があります。
という風にどんな物件でもいつかは売れるものです。