重説
2014-09-14ふざけてないでたまには真面目な話でもしろ!とニートの愛読者に怒られましたので今日は重要事項説明・重説について話したいと思います。
重説というのを不動産を買ったり借りたりするときに受けますが、最近は消費者が強くなったり業者と買主の人間関係が薄くなったりということでよく揉めるようです。
そのため年々重説の内容が多くなりこんなこと書く必要あるの?ということまで書くようになりました。
例えば「近隣の土地は第3者の持ち物なので建物が建って日照や眺望が変わる可能性があります」とか「隣が小学校なので放送等で騒音がある」とかです。当たり前の事なんですがクレームをつけてくる人がいるようです。
我々不動産業者が一番困るセリフが「それを知っていたら買わなかった」と言われることです。
「地面の強度が弱いのを知っていたら買わなかった」と言われても事前に調べるにはお金がかかります。売主も金を出さないので「地面の強度は不明です。建築の際は強度UPのために追加費用がかかる可能性があります」という逃げをうった特約を入れます。
そんな調子で「●●は不明です。××の際は~可能性があります」というような内容の特約がどんどん増えます。
しかし何でもかんでもクレームに来られても困ります。証明できないような事とか個人的な事などです。
「天井から電波が攻撃してくる(幽霊が出るパターンもあり)。知っていたら借りなかった」とか「隣に昔のセフレが住んでいる。非常に気まずい。知ってたら買わなかった」とかは別の所に相談に行ってください。