パンプローナ牛追い祭り
2015-07-13パンプローナというスペイン北部の小さな街で毎年ある牛追い祭りに行ってきました。
日本のツアーもあるようですが。事故の責任を恐れて見学するようですが勿体ないです。誰でも参加できます。前日にインフォメーションで聞いたところパンフをもらって説明してくれました。
ダメなのは:サンダルやハイヒール(走るので危険)、18歳未満、酔っ払い・ドラッグ使用(ワイン飲んだりマリファナ(合法)吸いながらスタート地点で待ってるやつはいっぱいいました。)、棒の持ち込み(年寄の杖とか自撮棒)、リュックサック等、首から下げたカメラやビデオ、というくらいで性別・国籍不問です。
スタート30分前くらいに広場に集まります。警官もいっぱいいましたが人数が多すぎてチェックはほぼ不可能です。
牛がスタートすると人もガンガン走ってきて、私は突き飛ばされて転倒しました。牛に踏まれたら危険なのですぐ端っこに転がって避難してまた立ち上がって走ります。
途中失神しているオヤジを2人みました。待機している救急車のサイレンが鳴り響きます。
その後闘牛場に入り、満員の観客の中で素人闘牛大会です。
これが最高にスリリングで面白いです。話せば長くなりますがとにかく最高です。こんな楽しい祭りはそう無いと思います。
牛追い祭りマニュアル:
1.白の上下に赤のスカーフを着用すべし。
白ズボン(8E~)。両方の前ポケットにチャックが付いていて便利。Tシャツは何でもいいけど牛追いTの方が気分が上がる(5E~)。赤のスカーフ(1E~)。 ※赤ワインをかけられる(特に女性)ので大丈夫な格好で。
2.見学せずに参加すべし。
朝8時スタートなので前泊、しかしホテル料金は数倍に高騰。 スタート地点よりゴール(闘牛場)方面に移動して待機、牛とともに闘牛場になだれこむのがベスト。
3.カメラは胸につけるタイプにするべし。
4.牛に触る、もしくはどつかれるべし(観客が盛り上がります)。
5.体を鍛えておくべし。牛は予想外の動きをみせます。足元が砂なので急な反転に対応できません。
6.遺言を書いておくべし。
老若男女、赤ちゃんまでこの格好です。
ほぼ24時間ライブやディスコなどのイベントがあり9日間どんちゃん騒ぎです。こんなおバカな祭りは日本にはないです^^。
ここはまた行きたいです。