立ち退き交渉
2012-10-23不動産売却にあたって立ち退きの問題が出てくるケースたまにがあります。
話せば長くなりますが、貸家や区分所有マンションに賃貸人がいる場合、一般的に空室より安くなります。
そこで立ち退きをしてから売却となりますが、日本の民法では賃借人が手厚く保護されていて、滞納者までもすぐには追い出せないようになっています。いくら契約書に「6か月前予告、立ち退き料な」しとか書いていてもあまり意味がありません。
立ち退きを他人に頼んだりすると非弁行為という罪もあり慎重にしなければなりませんが、とにかく結構な費用がかかります。
そこで最近は定借という期間を定めて契約する方法をお勧めしています。その場合、2年なら2年で出ないといけないのか?とかいうことで賃貸人が減るという心配もありますが再契約型という方法もあるようです。そもそも再契約を約束したらいけないようですがその辺りは営業マンのテクでしょう。
それはともかく、最近立ち退き交渉を数件行いました。全部すんなりいきましてほっとしております。単身用だったので良かったですが、以前やったファミリータイプは大変でした。語れば1冊の本が書けそうです。 まあそこまではありませんが。
テナントはもっと大変らしいですがやったことはありません。
このアパートせっかくお金をかけて色を塗りましたが、買主が建て直すので解体しないといけなくなりました。全く無駄遣いでした。
相変わらず脈絡の無い文章ですが、ご相談受け堪りますという感じで久々に宣伝です。